■粉屋雑学辞典
素材を知り尽くした粉屋だからこそできるパンがあります。
口コミで広がって通販でも人気を呼んだのは、美味しいからこそ。
きっと喜んでいただけると信じてお送りします。
焼きたてのおいしさが伝われば嬉しいのですが。
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「うどん粉」と「メリケン粉」
日本では、今からおよそ2000年ほど昔の弥生時代に、小麦を食料として育てるようになりました。
小麦から挽いた粉はうどんやそうめんに加工されていたので、「うどん粉」と呼ばれていました。
明治時代、パン用としてアメリカから小麦が輸入されるようになり、「アメリカ製の小麦粉」を意味する「メリケン粉」と呼び、日本の小麦粉とは区別されるようになりました。
ではなぜ「メリケン粉」というのでしょう?
「メリケン」とはなんと、「american」からきているそうです。
文明開花期、当時の人々には英語の「アメリカン」が「メリケン」と聞こえたんですね。
最近ではメリケン粉より小麦粉と呼ばれる方が多いと思いますが、何と呼ぶかで年がバレちゃうかも知れませんね。
「小麦粉」と「花」?
  小麦粉は英語で「flour」。これ、花を意味する「flower(フラワー)」と同じ発音なんです。
実は語源も同じ。本来はフランス語で「花」を意味する「fleur(フルール)」に由来します。
ほら、よく見ると綴りもeがoに入れ替わっただけ。
フランス語で良質な部分の小麦粉を意味する「fleur de farine(フルール・ドゥ・ファリンヌ)」。
直訳すると「粉の花」ですが、その「fleur(花)」だけが伝わって、「flour(小麦粉)」となってしまったんですね。
ちなみにフランス語で小麦粉だけを直訳すると「farine(ファリンヌ)」となります。
でもこの「小麦粉」と「花」の関係、調べていくと、随分密接な関係があるような・・・。
オランダ語では小麦粉と花は、どちらも「bloem(ブルーム)」。
これも綴りをeからoに入れ替えると・・・花が咲くという意味の英語、「bloom(ブルーム)」になるんです。
実は日本でも、良質な部分の小麦粉は、一部業界で「花粉(はなこ)」と呼ばれています。
このフランス語との奇妙な符合、偶然の一致なのか、はたまた・・・。。
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